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これは現状をどうとらえるかの話です。
状況判断には対応して動かねばならない時と、動かない方が良い時とがあると思います。今はどうなんでしょうか?
経済面ではサブプライムをどう捉えるかという問題が圧倒的なニュースに見えますね。
政治面では防衛省のゴタゴタ問題(こんなのもっと将来出てくるのではないかと想定)、小沢代表の辞意表明、その前に阿部首相の突然の辞職、アメリカ大統領選、イラク問題、北朝鮮核武装問題、パキスタンもトラブっているようだとキリが無い程新しい話題が提供されます。
@ サブプライム問題
こんなのは個別の銀行の失策が問題となっているだけで、一過性です。例えばシティバンクは大きいので、最後には政府が助けるとか、ほかの金融グループに分割吸収されるかでしょう。が、そんなので経済の実態は大きく変わりません。メリルリンチがなくなってもウォール街はびくともしません。代替の企業はどんどん出てくるわけです。欲の皮が突っ張ってレバレッジを効かせたというか、株で言えば信用取引のような行為です。儲かると思ってやったのでしょう。経済界では自然淘汰が原則だし、そうあるべきです。
昔、三井物産がイランでIJPCだったですか、分不相応な投資をして会社が傾きかけた。で、剰余金がすっからかんになった。
で、儲けたくとも株・金融に手を出せなかった。ほかの商社は80年代から全部手を出しました。その挙句90年代初頭には全商社が損をした。その時に証券会社と「損失補てんの密約」があったかなかったかで、世の中の騒動になりました。三菱商事ですら700億円位の損失で、財務担当の副社長が辞任した。で、きっぱりと財務営業(株式で儲けようとは)はやらないと宣言した。「浮利を追わず」という原点に戻ったのですね。
三井物産はお金がなかったので本業で頑張った。だからその後の立ち直りが早かったのに2,3年前にはまたもや社長が辞めざるをえない失敗をしでかした。IJPCを「ナショナルプロジェクトに仕組む」等、三井物産は官との強いコネがあるが、それが弱点にもなるのです。
経済的には色々あっても、本来自由主義であるべきです。大きな船でも方向を誤れば座礁します。沈没もありうる。だから、自由主義的な資本主義の良さがあるとも言えます。大きな貨物船が沈没すれば、他の船で運ぶだけ。また、新しい輸送業者が出てくるでしょう。一番大切なのはFIGHT FAIRです。順法精神を忘れずに経済的に貢献して発展するだけの話です。
また個々の企業において大切なのは「軌道修正」です。それが出来ない企業は何時か駄目になる。トヨタが偉いのは改革改善をするからではない。もっと凄いことに改革改善の「DNA」を持っているからです。
さて、サブプライムに戻って、現在大騒ぎしているが、全部が全部の銀行や証券がやった訳ではない。また、全くやらなかったのか偉かったのかどうか、これも評価が分かれるところです。「リスクを負わなかった」というリスクがあったかも知れず、分析には時間が必要です。が、メリルリンチのように会社が傾くようなリスクの取り方はマネージメントとして問題があったでしょう。
で、結論になるが、ある金融関連の企業が特定分野(サブプライム)に集中しすぎて大損しただけの話。世界経済の大勢・趨勢には関係のない話です。サブプライムはリスクマネージメントの問題です。形を変えてこれからも発生します。
サブプライムにおいては、日本の金融機関は上述の三井物産の立場だった。「上手く見えた話」にも「前科一般のような失策の後で」体力もなかったので、一枚乗っていなかっただけです。さすが野村証券だけは果敢に参加したが、まあ気持ちは分かるが、失敗は失敗ですね。我々「ミケランジェロの会」から見れば論外の商行為です。
サブプライムの結果として何が予測されるか?金融の本業で頑張っていたところが更に伸びるチャンスが出てくるのです。相手が転べば、引き離すチャンスです。日本の場合、世界規模でとは行かないが、分散投資、アジア中心に成長戦略の取りようはあります。また、メガバンクはその方向に走ると考えます。
従い、更に日本の金融株が下がれば「買いのチャンス到来」です。
(小生の購入方法は既に書きこみました。三菱UFJで言えば、
1000=購入済み、850円、700円で、更に下がれば「風車かぜが吹くまで昼寝かな」です)
しかし、これは一ヶ月後に利益を確保する為の購入ではない。基本は三年五年後を想定してでの投資です。自分の好きな企業に投資すれば良いわけです。子供が育つのを楽しみに待つような心境です。
A 長くなったので政治の方は一言だけ
これはマルクス経済の話だと思いますが、下部構造としての経済が上部構造(政治等)を決定する、という解釈があります。つまり、阿部さんや小沢さんの問題は長期的には「株式の上下動には関係がない」という考え方です。サブプライムも絡んで心配される方もいるだろうが、今回は心配無いと思います。
現在政治的な課題となっていて経済面でも重要なのは、「環境問題」と思います。これは時間との戦いの側面もあり、特に地球温暖化はこれからどう推移するのでしょうか?想像すら難しい、大きな問題です。サブプライム問題とは比較にならないほど大きな問題なだと思います。
- 2007.11.05 08:00:34
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サークルの紹介
将棋の元名人米長邦夫さんに「人間における勝負の研究」というタイトルの本がありました。随分以前の話で、多分、米長さんが名人になる前かなった直後の話です。米長さんは名人になっただけあって流石勝負勘も鋭く、その独特の勝負人生にも感嘆するものがありました。その米長さんですら株式取引や金取引では長年手がけて勝...
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