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おとなを休む日 おとなのこだわりCD
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 2007年9月 

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2007.09.26

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「銀座の恋の物語/夕陽の丘」石原裕次郎
国内盤CD
発売元:テイチク/インペリアルレコード
品番:TECA 1054
価格:¥1,000(税込)

ヤマハ銀座店の正岡です。今日ご紹介させていただく銀座の街を歌ったCDは、私にとっても思い出深い曲を収録している1枚です。私は学生時代、アルバイトで銀座のクラブでピアノを弾いていました。仕事は二つあって、一つはバックグラウンド・ミュージックとして店の雰囲気を盛り上げること。もう一つは、お客様の歌の伴奏です。

「銀座の恋の物語」といえばカラオケのデュエットの定番ですけど、リクエストがとても多かったですね。よく弾きました。この曲がどんなにはやったかというと、みんな「銀恋」と略して呼んでいて、曲名を略していうのって、この曲が初めてじゃないですか。それだけ親しまれていたということだと思います。私が好きなのは三番の歌詞。「サックスの嘆きを聴こうじゃないか」というところが好きなんです。クラブやキャバレーには、サックスの音が本当によく合うんですよ。裕次郎の歌は、声はそんなによくないけど、素朴でノリがいいですね。私は彼の低音が好きです。このアルバムの「銀恋」は石原裕次郎と牧村旬子のデュエットですが、このコンビは色っぽすぎないのもいいですね。サラッと歌っています。大人の「銀恋」なら、フランク永井と松尾和子がおすすめ。色気たっぷりです。この曲の後、男女のデュエットの曲がたくさん出ましたね。そういう点でも、画期的なヒット曲でした。

さて、4回にわたって、銀座を歌ったCDをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。私はあらためて、銀座はいつの時代も大人の街だと感じました。同じ東京でも、新宿や渋谷にはない魅力がここにはあります。皆様、ぜひ銀座へお出かけください。そしてもちろんヤマハへもお越しください!


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2007.09.26 12:15:43

2007.09.19

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「昭和を飾った名歌手たち1〜東京行進曲」佐藤千夜子
国内盤CD
発売元:ビクターエンタテインメント(株)
品番:VICL-60326
価格:¥1,890(税込)

このコーナーで4回にわたって銀座の街を歌ったCDをご紹介している、ヤマハ銀座店の正岡です。今回は、佐藤千夜子のアルバムを選んでみました。アルバムタイトルの「東京行進曲」の歌詞は、「昔恋しい銀座の柳」で始まります。この歌詞が私にはとても印象的なんです。なぜかというと、ヤマハに就職して銀座店に勤めることになった時、最初に思ったのが、「本当に柳があるのかな」ということだったから。本当にあったので、とても安心しました。いまは残念ながら、柳は表通りから姿を消してしまいましたけど。

佐藤千夜子は明治30年の生まれ。ビクターの第一号歌手で、昭和3年に「波浮の港」でデビュー、同じ年に「影を慕いて」も出しています(どちらもこのアルバムに入っています)。いわば歌謡曲の歌手のハシリの人で、NHKの朝の連続テレビ小説「いちばん星」で取り上げられましたから、覚えていらっしゃる方も多いと思います。「東京行進曲」は昭和4年の大ヒット曲で、作詞・西条八十、作曲・中山晋平という大御所の作ですが、特に歌詞が興味深いですね。一番の歌詞からは銀座が当時から歓楽街だったことが、二番からは丸の内がビジネス街だったことが伝わってきます。そして三番では、お忍びで行く街として、浅草が詠われています。こうしてみるとなかなか情緒がありますね。それこそ「いき」な曲です。

この「昭和を飾った名歌手たち」というシリーズは、当時の録音をそのまま使っています。ノイズが多くて多少聴きにくいですが、当時のレコードの雰囲気をそのまま味わえる点では貴重です。ノスタルジックな気分に心地よく浸るのが好きな皆さんにお勧めですね。


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2007.09.19 11:39:04

2007.09.11

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「フランク永井ベスト」フランク永井
国内盤CD
発売元:ビクターエンタテインメント(株)
品番:VICL-41246
価格:¥2,000(税込)

こんにちは! このコーナーで4回にわたって銀座の街を歌ったCDをご紹介している、ヤマハ銀座店の正岡です。ヤマハの仮店舗は銀座1丁目ですけど、道路をはさんだ目の前は有楽町です。西銀座デパートがあって、東京交通会館があって、その向こうは有楽町駅。東京国際フォーラムもすぐそこです。ヤマハといえば銀座ですが、仮店舗については「有楽町のヤマハ」といっていいかもしれませんね。

有楽町といえば、フランク永井の「有楽町で逢いましょう」ですね。実にいい曲です。昭和32年の曲ですが、有楽町そごうデパートのイメージソングとして作られたそうです。当時、有楽町そごうは山手線の向こう側、いまのビックカメラの場所にありました。それから「西銀座駅前」。これも名曲です。特に団塊の世代の皆さんには、どちらも懐かしいのではないですか。西銀座駅は、いまの地下鉄丸ノ内線・銀座駅のこと。当時は西銀座駅と呼んでいたそうです。ということは、西銀座駅を地上に出ると、目の前が日劇(いまはマリオンになってしまいましたけど)。日比谷の映画街も近いし、銀座が落ち着いた大人の街だとすれば、有楽町は元気のいい若者の街だったのでしょうね。

というわけで、今回は、「有楽町で逢いましょう」も収録している、フランク永井のベストアルバムをご紹介します。このアルバムは、他に「夜霧の第二国道」「羽田発7時50分」「こいさんのラブ・コール」「東京ナイト・クラブ」といったフランク永井のヒット曲を網羅しています。彼の魅力は声。よく「低音の魅力」といわれましたが、低音でも暗くない、素晴らしい声です。特に「西銀座駅前」の「ABC・XYZ」のフレーズは最高!です。それから、このアルバムも前回ご紹介した『銀座浪漫』もそうですけど、銀座を歌ったこの頃の曲にはスイングやシャッフル系が多いですね。ビブラフォンやマリンバが入る、昔のジャズ楽団の雰囲気。いわゆるムード歌謡で、歌謡曲という感じではありません。この街の魅力と呼応しているのかな、と思います。


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2007.09.11 15:22:07

2007.09.03

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「銀座浪漫」
国内盤CD
発売元:日本クラウン(株)
品番:CRCN-25101
価格:¥2,100(税込)

こんにちは! ヤマハ銀座店、CD売り場の正岡です。銀座7丁目から1丁目の仮店舗に引っ越して8ヶ月。昔からのお客様もよくお見えくださるし、やっぱりヤマハは銀座を離れられませんね。そういえば、石見銀山が世界遺産に登録されました。石見銀山は世界でも有数の銀山だったんですね。江戸幕府が、その銀を貨幣に鋳造するために設けたのが銀座。全国に「銀座」は多いけど、やっぱり銀座は東京が本家です。銀座を愛する私の思いも込めて、これからこの街を歌ったCDを4回にわたって紹介していきます。

まず初めはこのアルバム。ジャケットを見てください。球形の広告塔があった頃の、銀座四丁目のにぎわいです。敗戦から立ち直って高度経済成長期に向かう頃の歌を集めたアルバムですけれど、このジャケットが時代を象徴しています。中でも私が大好きなのが、高峰秀子が歌う「銀座カンカン娘」。ともかく明るくって、この曲を聴くと「明るい未来が待っているんだ」という気持ちになります。高峰の声は高くて甘くて、ちょっとキンキンしていますが、それがこの曲を引き立てています。

神戸一郎の「銀座九丁目水の上」もいいですね。銀座通りを新橋方向に歩くと、右側の博品館と道路を一本はさんで、「GINZA 9」というショッピングモールがあります。この名前は、ここが銀座9丁目、ということなんですね(実際には9丁目という町名はありません。通称です)。今は首都高が走っていますけど昔は川。本当に「水の上」だったんです。この他、「恋の銀座」「二人の銀座」「銀座旋風児」など、すべて銀座がテーマの歌ばかり。銀座が大好きな人には、ぜひおすすめです。

曲目:恋の銀座(黒沢明とロス・プリモス) / 銀座ブルース(和田弘とマヒナスターズ、松平直樹、松尾和子)/二人の銀座(和泉雅子、山内賢)/銀座旋風児(小林旭)/銀座カンカン娘(高峰秀子)/銀座九丁目水の上(神戸一郎)/銀座の蝶(大津美子)/銀座のあの娘(山田太郎)/西銀座五番街(西郷輝彦)/銀座ゴーゴー(天地総子)/ラブリー銀座(二宮ゆき子)/雨の銀座(黒沢明とロス・プリモス)/おんなの西銀座(フランク赤木)/銀座マラゲーニャ(ペドロとクリスティーナ)/銀座・おんな・雨(美川憲一)/東京銀座は他人町(小林旭)/たそがれの銀座(黒沢明とロス・プリモス)/ものがたりは銀座(里見浩太朗)


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2007.09.03 12:30:29

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サークルの紹介

休日を彩る音楽を、もっと豊かに! ヤマハ銀座店のCDエキスパートと「おとなを、休む日」編集部が、独自の視点でセレクトしたCDをちょっとしたエピソードとともにご紹介します。

 
オーナープロフィール

ヤマハ銀座店 CD担当
清水あさみ

ポピュラー全般、ジャズ、J-POPを担当しています。大学生の頃からジャズ・ピアノのレッスンを始めて5年になります。 時々、ピアノ・トリオでライブハウスなどで演奏することも。友人やアーティストのライブに聴きに行くのも大好きです。


ヤマハ銀座店 CD担当
櫻井千春

協奏曲と室内楽を担当しています。
ルネッサンス、バロックなどの古典音楽が好きです。 高校時代にホームステイで行ったイギリスがとても楽しかったので、1年前からイギリス英会話を習い始めました。 独特の文化に興味津々です。


ヤマハ銀座店 CD担当
喜田麻奈美

クラシックと吹奏楽を担当しています。
売り場の仲間と仕事帰りに、よく美味しいものを食べに行くのですが、 だいぶ寒くなってきたので今度はお鍋にしようと話しています。 雑誌を見ながらあれこれ相談している時間も楽しいものです。


ヤマハ銀座店 CD担当
正岡千加子

ヤマハ銀座店は2009年3月オープン予定で現在改装中。そろそろ新店舗の全体像が見えてくるころです。有楽町駅にほど近い現在の仮店舗もいいのですが、はやく新しいお店をお客様にご紹介したいところです。
 
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