同ジ空ハ茜色
オーナーオーナー:いわし   メンバー数メンバー数:7人   最近1週間のメッセージ数:4通
サークルの紹介

生と死が混在し、不条理で退屈な素晴らしき世界
そんな…
隙間から照らす
「希望」という名の光

そばにいて欲しい


オナソラは
「ありふれた現実」
「ありふれた空」
「大人未満」

テーマ・キーワードにした
小説(駄文)
綴る、短い文章の題名は
様々なアーティストの...

2008年7月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
前月 翌月
new 最新拍手
メッセージアーカイブ
2008年
├ 12月
├ 11月
├ 10月
├ 9月
├ 8月
├ 7月
├ 6月
├ 5月
├ 4月
├ 3月
├ 2月
├ 1月
2007年
├ 12月
├ 11月
├ 10月
├ 9月
├ 8月
├ 7月
更新日順発言

 2008年7月 

更新日順スレッドを表示 スレッドで表示 新着順に表示
From:  いわし

私の日々の生活は質素なものである。
学生の頃から、お金には苦労していた。

自分の力でなんとか大学に進学し、奨学金で何とか生活をする日々である。

外食も極力抑え、食費よりも、何よりも自分を良く見せようとする、見栄からくる服代
それに生活費を充てていた

なので、大学の頃はそうおんサークル恒例の「炊き出しの日」
に毎回参加していた。

サークルのメンバーが、数百円のお金を出しあい、部室で飯を作って食べる!

ただ、それだけのことなんだけど、みんなが酒を持参し、結局は飲み会になってしまう

けれど、それはそれで私は楽しかった


  拍手をする 

2008.07.31 13:41:57

From:  いわし

私は幸いにも、梓先輩に誘われて、大学外で、ホームヘルパーの資格を短期で取得していた

なので、施設では喜んで私を迎えてくれた

仕事は予想以上にハードで厳しいものだった

理想と現実のギャップは恐ろしく、私は不規則な生活と不摂生で肌も荒れてしまった

それに、絶対的に自信があった気配りも、気遣いも、働いて一週間で、玉砕した

何もかも上手くいかない自分に腹がたち、今までに築き上げてきた、完璧なプライドも、ほころびはじめ、隙間だらけになってしまった

私は社会人になりたくてなった訳じゃないのに…
と愚痴を吐く

女友達ではなく、隣で真剣に話を聞いてくれる男に


  拍手をする 

2008.07.31 13:40:15

From:  いわし

私は童夢を指差して
「ここに、疫病神がいるからでしょ…」
と冗談を言った

「へいへい。俺は疫病神でござぁすよ」

童夢はふてくされていた
私たちは別に留年をした訳じゃないのに、何だか出遅れた気分だった。

事実、もう数ヶ月前から、一つ下の学年の就活は始まっているのである

なので、喫煙所を通る学生達は、私たちをそれとなく見てくる

「俺たちはパンダじゃねぇっつうの!」

童夢は悪態をついていた

結局、その後私は、そうおんサークルで演奏させてもらった福祉施設への就職が決まったが

童夢は、自身の新年を貫くためか、就職浪人する道をえらんだ。



  拍手をする 

2008.07.30 12:45:25

From:  いわし

童夢は、私と同い年で、同じサークルである。

しかも悔しいことに、私がやりたかったベースを専攻したため、私はベースをあきらめ、ギターを選んだ

まぁ、今となっては、それはそれで良かったけれど…

童夢は大柄な体格で、細くて鋭い目つきも災いしてか、周りが近づき難い雰囲気を持っていた。

私も初めはそうだったが、彼は以外に奥手で、喋るとユーモアたっぷりで、なんだかんだでよくつるんでいた

「なぁ美香。俺たちはこんな就職の氷河期でもない時代に、どうしてこんなところでタバコをすっているんだ?」

童夢はぼんやりと遠くを見つめ呟いた


  拍手をする 

2008.07.30 12:44:14

From:  いわし

私は大学を出て、都内にある福祉施設で働き出した。

就活の段階では、事務仕事で働けば良いかななんて、安易な気持ちでいたが、なかなか思うように就職先が決められず、気づいた頃には、私は回りから取り残されていった

そうおんサークルの同期のそらちゃんは、さっさと就職先を決めていた。
私は、同期の童夢と二人で、大学の就職科にいっては、二人でため息をついていた。

大学にある喫煙スペースに二人で肩を落としながら向かい、タバコを吸っていた。

スーツでバッチリ決めた私と童夢は、床の汚れも気にせず、どかりとあぐらをかき、将来を語り合った

他の学生達から見れば、間違いなく、ああいう人にはなりたくないと思われていただろう

時既に、冬…


  拍手をする 

2008.07.29 23:56:17

From:  いわし

昼間の澄んだ青空

私は蒸せ返す会社の屋上の日陰の隙間で、タバコを吸っていた

額から汗が流れる

東京は暑い

私の日々は、退屈で退屈で、何の味気もない
そんな日々に刺激的なスパイスがあれば良いなんて云うが、私は刺激的なスパイスは充分足りている。むしろ、過剰摂取をしている。

私は望まないことだか、
生きるため
仕方ないこと

楽しかった学生時代とは対象的に、今は辛い。

社会人になんて
なりたくもなかった

くだらなたいしがらみや、くだらない会話

それに耐えるため、私は今日も私を演じている

顔に何枚も何枚も薄い仮面をつけて、日々を過ごす

本当の私はここにはいない…

そう割りきり、私は化粧を直す


  拍手をする 

2008.07.29 12:46:31

From:  いわし

サカナクションのアムスフィッシュが、静かに流れている。

俺はこの曲を聞くと、物語のエンドロールをイメージしてしまう

俺の恋の物語は終わってしまった。
始まりを待つこともせず、時間はゆったりと流れていく

日の光がうっすらと俺を照らしていく

あぁ…
そうだ

闇を待つ夕焼けと

光を始める朝焼け

俺は朝焼けの綺麗さを知らなかった

朝焼けの空は

夕焼けの哀愁さではなく

希望という名の光で満ちている

そんな…

はじまりの空を

一人で見ていた

朝日が昇るまでは

光と一緒に



第6部 完


  拍手をする 

2008.07.27 23:32:29

From:  いわし

光は事故に遇う前に、俺に向けて手紙を出していた。

俺は机の引き出しから手紙を取り出した

手紙は何度も何度も読まれ、紙は俺の涙でボロボロにくたびれていた

それでも、俺には失うことのできない物である

光の俺に対する想いと、これからの展望がしっかり書かれていた

真っ直ぐで誠実な光の想いは、結局果たせなかったが

今でも俺のなかに光は存在している

俺にも翔子さんにも、確かに光の贈り物は届いていた

明けていく空は、夕日のように茜色で、俺はまた退屈で先の見えない今日を始めていく

なぁ…



朝焼けがこんなにも

綺麗で眩しいなんてお前は教えてくれなかったよな…


  拍手をする 

2008.07.27 23:31:36

From:  いわし

夜が明けた。

俺は今という現実に居る
長野の澄んだ空気が、俺を目覚めさせる

俺は休みなのに早く目覚めてしまった

そんなことよりも、長く長く現実味を帯びた夢は俺の感覚を不安定にさせた。

俺はタバコを手にし、一服した

タバコの味はおいしく、俺が居る現実はここだと確認できた

日々の堕落した、生活が始まろうとしていた

月日は過ぎ去り、俺はあれだけ光を好きで愛していたのに、日に日に光への想いが心の河を流れ下流へと流れていく

こころの大半を占めていた想いは、2年も経つと、心の片隅に貯まるだけだった。

恋もしたくなるし、心を許せる彼女も欲しくなる
けれど、そういう邪な考えが頭にあると、夢に必ず光が出てくるのである

未完の恋に終わりはないだろうか
弱い俺は流されていく


  拍手をする 

2008.07.27 13:34:03

From:  いわし

俺は翔子さんに全てを話した

翔子さんは泣いていたが、一呼吸して
「いわしくん。私、タイトルというか、題名が決まったわ」

画竜点睛とことわざで云うように。作品に命を注ぎ込むのは題名である

「私悩んでいたけれど、光先生がよくつかっていた『茜』を残すよ。それで私たちの環境…。それぞれが離れていても見える夕焼けの色。きっと離れていても光先生にも見えている茜空。そう、私たちは離れていても見える景色は同じ空。茜色の夕日に照らされて」

俺は胸が締め付けられた


だってさ…
どこで空を見上げても

同じ空は茜色


  拍手をする 

2008.07.26 12:34:46

ログインフォーム
サークルって何?
今すぐ登録!

メールアドレス :

パスワード :

ログイン状態を保持する
メンバーリスト
オーナー いわし(575)
メンバー ありがとう(0)
メンバー 静流(0)
メンバー きびもあ(0)
メンバー 小林(0)
メンバー まりあ(0)
メンバー かもめ(0)
>> 一覧(7人)
参加する
サークルに参加するとメッセージの送信やメンバーリストの閲覧が出来るようになります。 サークルに参加するには、ログインが必要です。初めて利用される方は、 心あたたまるコミュニティウェア Circle Player の新規ユーザー登録(無料)を行ってください。
サークル
スポンサーサークル紹介 
近くのサークル 説明
拍手ランキング >> 一覧
[574] 149 コ... 1拍手
[571] 147 ト... 1拍手
このサークルを...