サークルの紹介
まだ知られていないポルトガルの魅力をお伝えします。
今回は、リスボンとその周辺およびアレンテージョに行ってきました。
2008年10月
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「悠久の海 郷愁の邨 リスボン・アレンテージョをゆく」
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10月17日 夕刻、夜
風雨とも止んでロカ岬を後にする。海岸端の舗装道路は、ビーチリゾートらしくサイクリングロードもあり、右手の砂浜は整備され、新築のレストランも増えてくる。左手山側もこぎれいな洋館が建てられ、ゴルフ場のエントランスもある。
ギンショという名の海浜である。北にシントラ山系があって、南と西に大西洋があり、乾湿がほどよい避暑地である。おそらく海風・山風も心地よく吹くに違いない。植生も明らかに違う。並木に椰子の木などが植えられている。
カスカイス、エストリルを中核にしたこのテージョ川右岸河口にあたる一帯を、コスタ・ド・ソル(太陽海岸)という。
第二次大戦中、中立を守った国だったので、ヨーロッパ各地から戦禍を逃れたいセレブたちが集まり発展した。漁村が避暑地になり、さらに南仏をイメージしたリゾートに変化を遂げた街である。
リスボンから鉄道と道路が並んで走り、小一時間の距離。近年、やや山側に高速道もできて、時間は半分に短縮された。ホテル、レストラン、カジノ(カッシーノ)、テニスコート、乗馬クラブなどリゾート施設が完備され、ゴルフ、F1、テニス、ジャズなどのイベントが繰り広げられる。その一方で、漁港があり、市場の喧騒があり、夏は海水浴場として混雑する庶民的な顔も併せ持つ。
王朝、美術、建築、航海など歴史をまったく考えなくてよいこのエリアで、夕食をとる。お招きいただいたエストリル観光局の担当者も南仏系の美人で、シェフが腕を振るってくれた料理もおしゃれなヌーベル・キュイジューヌといったらいいコースであった。われわれを意識してか、醤油系、味噌系のソースも用意するなど気配りがうれしい。生魚を冷えた白ワインで食す。葡国の最初のディナー、満足満腹で終える。明朝もごはん前にラジオ体操をするのだと固く誓って、長い一日を終える。
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2006.11.05 15:10:10
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