カジュアル哲学
オーナーオーナー:和寇の末裔   メンバー数メンバー数:13人   最近1週間のメッセージ数:6通
サークルの紹介

 従来の思弁的哲学を踏まえながら、日常の諸身辺の問題について、哲学的考察を加えようとするサ−クルです。いわば普段着の哲学です。

2008年4月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
前月 翌月
new 最新拍手
メッセージアーカイブ
2010年
├ 3月
├ 2月
├ 1月
2009年
├ 12月
├ 11月
├ 10月
├ 9月
├ 8月
├ 7月
├ 6月
├ 5月
├ 4月
├ 3月
├ 2月
├ 1月
2008年
├ 12月
├ 11月
├ 10月
├ 9月
├ 8月
├ 7月
├ 6月
├ 5月
├ 4月
├ 3月
├ 2月
├ 1月
2007年
├ 12月
├ 11月
├ 10月
├ 9月
├ 8月
├ 7月
├ 6月
├ 5月
├ 4月
├ 3月
├ 2月
├ 1月
2006年
├ 12月
├ 11月
├ 10月
├ 9月
├ 8月
├ 7月
├ 6月
更新日順発言

2008年4月

更新日順スレッドを表示 スレッドで表示 新着順に表示
新規発言
サークルに参加してコメントを投稿しよう!

・中国の台湾統一戦略
 台湾は中国の一部であると中国政府は言うが、台湾と中国の関係は特殊である。その経緯に触れておこう。
 蒋介石が中共軍との戦いに敗れて台湾に逃げてきたのが1947年7月だが、1945年、日本人が台湾を撤収後、直ちに大陸から国民党系の軍人や党関係者が台湾へ渡ってきた。
 当初、台湾人は、中国復帰を喜び、大陸からやってくる人々を歓迎していたが、その喜びが落胆に変るのは早かった。中国からやって来て、日本の行政を引き継いだ連中は、腐敗し切っており、賄賂は要求する、不正はやり放題、女性には強姦を働くなど、手のつけられないならず者が多かったからだ。
 台湾人は。、これに落胆し、怒り、「犬(日本の役人)はうるさいけれど、役に立ったが、豚(国民党の役人)は貪り食うだけだ」と酷評したくらいであったという。
 そんななかで「2.28事件」が発生した。
 蒋介石がやってくる5ヶ月前、当時国民党の専売であった煙草を闇で販売したとして、女が役人にひどく暴行された事件が切っ掛けとなって、台湾全土に反政府の暴動が波及したのだ。
 その時の警備司令官が「台湾人は台湾の自治を企てて暴動を起こした。援軍を頼む」と偽りの報告を蒋介石に送った。
 これに怒った蒋介石は、軍隊を派遣し、台湾のインテリ層を中心に3万人を逮捕、処刑したという。これが「2.28事件」である。


  コメントを書く 拍手をする 
サークルに参加をするとコメントを書くことができます。

2008.04.30 07:41:54

 チベット人は、何故このように自由に固執するのか。「自由の希求」は人間共通の願望だが、チベットのような高度の精神文化を持つ国民にとっては、それを、中国の低俗な文化浸透によって、次第に消去されてゆくのに耐えられない怒りを持つのは当然であると思う。世界もこれに共感を与えているのである。
 100年以上も前の話である。
 河口慧海という黄檗宗の僧侶が1900年、当時鎖国中であったチベットに、ダウラギリ山を越えて潜入した。彼はチベット仏教の経典「一切経」の経典を手に入れたかったのである。この目的は達成され、2年後に経典を携えて帰国した。
 このような高度の精神文化を持つチベット人が、その文化の漢化に抵抗しようとする気持に対して、ダライラマは中国政府にせめてもの「思いやり」を求め続けているのである。
 いまひとつの問題は新疆ウイグルだ。
 この地域の主な人口構成は、ウイグル人が840万人、漢族が750万人といわれる。漢族は1950年以降に中国の新疆中国化政策で入植した者が大半を占めている。
 ウイグル人の独立意識は、周辺の同じイスラム教の中央アジア民族がソ連の崩壊によって次々に独立を果たしたことに刺激されて、自分達も独立したいという気持によるものである。
 この独立機運による活動を押さえ込もうと、ここ数年の間に数万人のウイグル人がテロ容疑で逮捕されたり、モスクや宗教関連の学校閉鎖、ウイグル文化施設の破壊が続いていると、アムネスティ・インタ−ナシーョナルは報じている。


  コメントを書く 拍手をする 
サークルに参加をするとコメントを書くことができます。

2008.04.29 12:57:06

 これに対して中国がとったチベット政策は、漢族への同化政策であり、チベットへの漢族の移住を税制優遇で奨励したり、チベット語を禁止し、ダライラマの写真掲示や言及することも禁ずるなど、戦前の日本が朝鮮に対して行なった植民地化政策と同様な政策を取り続けたのである。これはチベット人の不満を更に鬱積させるだけであった。
`08年4月、ラサで「人権と自由回復」をスロ−ガンに僧侶を中心とするデモが起こった。これは北京オリンピック開催を機に、中国のチベットの人権抑圧の問題を世界にアッピ−ルしようとの狙いで行なわれたことは明らかだ。
 中国政府は、直ちに軍隊を動員してこれを鎮圧し、「人面獣心」のダライラマが主導する「中国分裂」「オリンピック破壊」「暴力活動の煽動」の企みであると非難した。
 しかし、この時期に訪米したダライラマは、アメリカ各地での講演で、中国非難は一切せず、「独立でなく自治権の拡大」と「北京オリンピックの成功」、中国政府を挑発して、さらにチベット人を苦しめることになるだけであるとして、「チベット人による暴力行為の禁止」「チベットの自由と文化の温存」「CONSIDERATION(思いやり)」を強調し続けたのである。
 この「思いやり」こそ、抑圧されたチベット人に対する中国政府への衷心からの願いであったと思う。


  コメントを書く 拍手をする 
サークルに参加をするとコメントを書くことができます。

2008.04.28 07:13:19

 これに対して中国がとったチベット政策は、漢族への同化政策であり、チベットへの漢族の移住を税制優遇で奨励したり、チベット語を禁止し、ダライラマの写真掲示や言及することも禁ずるなど、戦前の日本が朝鮮に対して行なった植民地化政策と同様な政策を取り続けたのである。これはチベット人の不満を更に鬱積させるだけであった。
`08年4月、ラサで「人権と自由回復」をスロ−ガンに僧侶を中心とするデモが起こった。これは北京オリンピック開催を機に、中国のチベットの人権抑圧の問題を世界にアッピ−ルしようとの狙いで行なわれたことは明らかだ。
 中国政府は、直ちに軍隊を動員してこれを鎮圧し、「人面獣心」のダライラマが主導する「中国分裂」「オリンピック破壊」「暴力活動の煽動」の企みであると非難した。
 しかし、この時期に訪米したダライラマは、アメリカ各地での公演で、中国非難は一切せず、「北京オリンピックの成功」、中国政府を挑発して、さらにチベット人を苦しめることになるだけであるとして、「チベット人による暴力行為の禁止」「チベットの自由と文化の温存」「CONSIDERATION(思いやり)」を強調し続けたのである。
 この「思いやり」こそ、抑圧されたチベット人に対する中国政府への衷心からの願いであったと思う。


  コメントを書く 拍手をする 
サークルに参加をするとコメントを書くことができます。

2008.04.28 07:13:12

・世界から不信を招く中国の統一政策
 中国が祖国分裂活動だとして目の敵にしている民族が二つある。チベットと新疆ウイグルである。
 多民族国家といっても、13億の人口の92%は漢族で、少数民族で一番多いのはチワン1800万人、ついでウイグルが850万人、チベットが500万人である。
 最大の少数民族、チワンは、紀元前221年に最初の天下を統一した国家である「秦」時代から中国の支配下にあり、漢族に同化しているから問題はないが、チベット、ウイグルは、これとは事情を異にしている。
 チベットの反中国の歴史を少し振り返ってみよう。
 チベットは、18世紀以降は清の支配下にあったが、インド経由で英国が侵入、1911年、辛亥革命で清が崩壊したのを機に中国の主権を否認し、独立を宣言した。以降は独立を回復していたのだ。
 1949年中華人民共和国樹立の翌年の1950年、中国が軍隊を送り込んで、協定を迫り、1951年ダライラマを首班とする自治政府が設立された。
 しかし、それは表向きだけで、実態は中国官僚支配の統治であった。丁度、日本が満州国という形を創って、関東軍が実権を握っていたのと同じである。
 これを不満としたチベットは、1959年、僧侶が中心になって武装蜂起、ダライラマはインドに亡命した。その後1989年にも2万人が武装蜂起、これを鎮圧したのが現中国主席の胡錦濤であった。このように、チベットには、長く、根深い、反中国意識がくすぶり続けているのである。

 


  コメントを書く 拍手をする 
サークルに参加をするとコメントを書くことができます。

2008.04.27 12:52:11

 アメリカ合衆国は、初めからアメリカ新大陸という新天地への各国からの移民国家だから、文字通りの「民族のるつぼ」で、移民としての古参、新参とか、皮膚の色による差別はあっても、民族間の相克みたいなものはない国である。お互いにみんな移民だからである。
 旧ソ連邦は、ユ−ラシア大陸の東端から西端までの広域な国だから、当然多民族であるが、それぞれの地域居住民の共和国連邦だからチェチェンなど一部を除いては、民族間紛争は聞かない。
 旧ユ−ゴスラビアは、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スロベニア、クロアチア、セルビア、モンテネグロ、マケドニアの6共和国から成る多民族国家であつた。この国は第二次大戦中パルチザンを率いてナチスドイツと戦った、クロアチア人であるチト−のカリスマと人気によって民族間の不満が押さえまれた形で統治されていた。が、11980年、チト−没後は、その靭帯を失って解体分裂した。
 55の民族から成る中国は、92%を占めている漢族とその武力で、独立願望の強いチベットや新疆ウイグルを押さえ込んではいるが、国家統一の上で様々な問題を抱えているのである。
 これらの問題については、後に詳述することにする。
 国家統一はあくまで、国民の民力の統合によって国力強化を図る
ためのものである。従って、国内に多数派民族と少数派となる異民族が存在する場合には、多数派民族からの数の圧力による単なる併合的な統合であるならば、その統一効果が発揮されないばかりでなく、逆に内紛の損失を抱え込むことになる、と考えるべきである。


  コメントを書く 拍手をする 
サークルに参加をするとコメントを書くことができます。

2008.04.26 10:27:21

・国家統一の意味
 国家の統一とはどんなことなのか。
 足利幕府の力が衰えて、戦国時代の日本は、群雄割拠の戦乱時代に突入した。その戦乱を収め、天下の統一、つまり国家統一を図ろうと争った武将のなかで、その優れた才知だけでなく、運にも恵まれた豊臣秀吉が、国家統一に成功したのだ。
 このような、昔の国家統一には、「天下を取る」という「武将としての誉」とか「武将としての終局目標」みたいな感があるが、近代の国家統一の意味は違う。
 近代の国家統一は、国内の派閥間の争いを止めて民力を結集して国力を強化しようとするものである。その意味では、軍事、外交を含めて国として一貫した統治体制が確立された形が、完全な国家統一であると言えるのである。
 ガルバルディが主導したイタリアの国家統一や日本の明治維新の大政奉還もそういう意味を持った国家統一であった。
 国家には、主権、国民、領土の三つの基本が備わっていなければならないが、ここで問題となるのは、国民の構成である。
 日本のように、国民が単一民族からなる「単一国家」の場合は問題はないが、複数の民族から構成される「多民族国家」の場合は、国家統一といっても、ことは簡単ではないのだ。
 多民族国家といえば、アメリカ合衆国、旧ソ連、旧ユ−ゴスラビア、中国などがあるし、アフリカ諸国にも多数ある。が、それらは一律に律することは出来ない。どうして多民族国家になったのか、その「生い立ち」によって、性質が違ってくるのだ。


  コメントを書く 拍手をする 
サークルに参加をするとコメントを書くことができます。

2008.04.25 08:21:30

 科学技術予測が当たり易いのは次のような理由によるものであろう。
 科学技術の場合の対象は、意思のない無機物、物理、化学現象とか生物物理学の現象だから、目標以外はパトス的要素なしのロゴス的アプロ−チで進められるからである。
 つまり、「夢、願望」を追って「経験的判断」「可能性判断」などの予測の基本要因だけで推理、予測することができるし、だからその予測が当たるのである。
 ところが、人間社会の現象はそうはゆかない。それは前述の人間的な原因要因である「貪欲」「競勝意識」とか「競争環境の変化、激化」などのパトス的撹乱要因が絡むことになるからである。
 その上、IT技術の成果、グロ−バル化、世界の過剰マネ−の偏在、戦争、自然現象変化にも絡んで様々な社会現象を惹き起こすことになるのである。
 だから、何が起こるかは分からないし、何が起こっても不思議はないことになるのである。
 人間の心とウイルスは、状況に応じて、くるくると変異するのだ。ウイルスの変異は、種の保存が目的なのであろうが、人間の心の変異は、このようなパトス的撹乱要因動機によるものであるから、いずれもその予測が極めて困難なのである。 
 
 
 


  コメントを書く 拍手をする 
サークルに参加をするとコメントを書くことができます。

2008.04.23 18:30:57

 その第一は人間の貪欲である
 すべての人間がそうだとは言わぬが、貪欲な人間が多い。儲けたい、儲かれば、その儲けでもっと儲けたいという人間の貪欲は無限である。その貪欲が新しい儲けの手口を模索し続けるのである。それは、犯罪ぎりぎりであったり、法に触れる手口であったりということになるのだ。
 第二は競勝意識である
 世の中は「勝ち組」と「負け組」に二極化される傾向が強くなっている。競争社会のなかで勝たなければ負け組に転落するのである。勝ち組になろうと、知恵を働かせざるを得ないのである。これが新たな要因を創り出す強い原動力になるのだ。
 第三は競争環境の変化と激化だ
 開発途上国が先進国の1/10と言われる人件費の安さを武器に、先進国を急追してBRICSが経済力を付けて高度成長を軌道に乗せ、先進国から労働集約的な産業を奪い取ったのである。この勢いを加速させたのがITであり、グロ−バル化であった、と言えよう。
 開発途上国に既存の産業を奪われた先進国、特にアメリカは、その代替として、ヘッジ・ファンドを中心とする投資顧問事業と称するマネ−経済モデルを創り出した。
 彼らは、拡大するオイルマネ−と相俟って、ビバレッジ手法を駆使して巨大な資金を創出し、あらゆる投機機会にカネをつぎ込んで経済を撹乱したり、為替相場を操って一国の経済を破綻させるまでの猛威を振ったのである。
 イギリス、タイ、マレ−シアがその標的にされたことは周知のとおりである。


  コメントを書く 拍手をする 
サークルに参加をするとコメントを書くことができます。

2008.04.22 07:20:37

 このように、経験的予測は、こういう史実があったという歴史に学ぶロゴス的判断をベ−スにするものである。
 第三は可能性判断だ
 科学技術予測では、「こういうことが出来るであろうか」という予測判断になるが、社会的事象に対する予測では「将来こういうことが起こるのではないか」という生起可能性の判断となる。
 これは、未来において生起するかも知れないと思われる事象を予測、推理するものだから、経験に頼るわけにはゆかない。
 ロゴス的な演繹的推理が必要である。俗っぽく言えば「風が吹けば桶やが儲かる」的な推理が必要になるのである。
 しかし、その思考は、既に現時点で起こっている事象を始点として、それががどう変っていくかを追求する形になるとは限らない。
 また、「風が吹けば・・」のような直線推理ではなく、全くの独立要因として新しく発生するかも知れない要因を想定したり、その相互作用を間接推理する必要も出てくるであろう。
 その「新しく発生するかもしれない要因」は不測要因である場合が少なくないのだ。その不測要因を「結果要因」と位置付ければ、そのもとになる「原因要因」は少なくとも三つあると思う。


  コメントを書く 拍手をする 
サークルに参加をするとコメントを書くことができます。

2008.04.21 09:24:37

ログインフォーム
サークルって何?
今すぐ登録!

メールアドレス :

パスワード :

ログイン状態を保持する
メンバーリスト
オーナー 和寇の末裔(1152)
メンバー 和寇の末裔 - 2(8)
メンバー an_idle(1)
メンバー 物理屋(1)
メンバー deer(1)
メンバー a(1)
メンバー 久遠(0)
メンバー タカギ(0)
メンバー hamasa(0)
メンバー らりほ(0)
>> 一覧(13人)
参加する
サークルに参加するとメッセージの送信やメンバーリストの閲覧が出来るようになります。 サークルに参加するには、ログインが必要です。初めて利用される方は、 心あたたまるコミュニティウェア Circle Player の新規ユーザー登録(無料)を行ってください。
サークル
スポンサーサークル紹介 
近くのサークル 説明
拍手ランキング >> 一覧
このサークルを...