サークルの紹介
JFN・パーソナリティー中田美香のblogです。
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昨夜、バート・バカラックのコンサートを、神奈川県にあります「グリーンホール相模大野」にて観てまいりました。
11年ぶり4度目の来日公演。
今回は、フル・オーケストラにシンガーを迎えた豪華編成が実現です。
実は、ピアノ・ソロだった前回の来日公演も私拝見しております。
もちろんピアノ・ソロでも十分に彼の生み出した音楽の素晴らしさを体感することは出来ました。
しかし、今回オーケストラを迎え、中央にグランドピアノがおかれ、バカラックが全ての指揮をとると、迫力が違うんです。
彼が手を振り、リズムをとるだけで、一つ一つの音の響きが変わってくるような、そんな気すらしました。
まさに、極上のポップスを、たんまりと味わう贅沢なひととき。
言わずとしれた数多くの名曲を生み出しているバート・バカラック。
今回は60年代、70年代、映画音楽と、それぞれカテゴライズされた楽曲がメドレーで披露されたのに加え、今年80才を迎えるバカラックが作家としてデビューした当時の初期の楽曲もメドレーで演奏されました。
バカラック自身がMCで「曲の雰囲気が違いすぎていて、僕が作った曲とは信じられないかもね」なんて笑いながらも披露してくださった数々の初期の楽曲は、馴染みのないものもありましたが、やはり甘酸っぱさがあって、独特のバカラック節です。
改めて、生でバカラックの手によって奏でられる数々の名曲に触れると、まさにそのメロディーが時代を超越し、常に洗練されていて、且つ暖かみに満ちた独特の世界観があることを感じます。
彼には、例え終日演奏し続けても、おそらく消化しきれないのではと思うほど、多くのヒット曲が存在します。
「一日に3曲でも4曲でも書けると思った時があったんだ」。
そんな風に語り、場内を湧かせたバカラック。
しかし、一方では長いあいだ、曲が作れず悩んだ時期もあるとか。そんな意外な一面をみせてくれたり、曲が誕生した際のエピソードを披露してくれたり、バカラック自身がこれまでの音楽人生を振り返るひとときもある中、私達観客も、思わず一曲一曲に対して、その時々の思い出に浸ってしまう芳醇な時間。
後半に突入すると、「恋の面影」や「雨にぬれても」「アルフィー」などの楽曲をバカラック自身の歌声で披露して下さいました。
バカラックの声は、独特の味と間があって、これまたなんとも素敵。
彼が弾くピアノに、そっと歌声が重なると、まるでバカラックのお宅にお呼ばれされちゃったような(笑)感覚にさえ陥るほど。
会場はとてもアットホームな空気に包まれました。
最後は、「愛のハーモニー(That's What Friends Are For)」を披露し、バカラックがステージを後にすると、いつまでもいつまでも拍手が鳴り止みませんでした。
そして2度のアンコールを経て、ラストは再び「雨にぬれても」を、今度は会場全員で大合唱です。
興奮と熱狂はいつまでも覚めやらず、客電が点き、終演をつげるアナウンスが流れても、賞賛の声と拍手が延々と鳴り響いていました。
バート・バカラック、大阪公演は2月22日です。

そうそう実は私コンサート終演後、楽屋にてバカラックにお会いし、ご挨拶させて頂いたのです。
紳士的で、なんともいえないオーラがあり、この上なく優しい声の持ち主でらっしゃいました。

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2008.02.21 13:47:58
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